每天读一点日文----------------日语对照
一部温情治愈、温柔伤感的心灵物语,
至纯至美、至真至善的心灵经典佳大作双语
〃〃〃〃〃〃〃第九章〃〃〃〃〃〃〃
人间有味是清欢——闲事旧物杂谈
//桜材の引出//
結婚した時、学生時代の同人雑誌仲間が桜材の机を送ってくれた。片袖の座り机で、大きな引出しが一つ、袖に小さな引出しが三つついている。
アパート暮らしが長かったので、この一つ机を、夫と私が共同で使っていた。夫が会社に行っている間は、私は家事の合間を結んでこの前に坐り、夫が帰ってくると机を明け渡した。
引出しには、便箋封筒、万年筆や鉛筆や、ポールペン、消しゴムなどの文房具のほかに、印鑑や家計簿、領収書、買い物メモ、ソロバンなども入れてあった。
自分流に整理しておいたつもりでもすぐにごちゃごちゃになって、何がどこに入っているのかわからなくなった。
引っ越しの度に、この机もアパートを転々とし、塗りは大分はげてきたが、極めて頑丈であった。七年前、井の頭公園の傍に家を建てたとき、書斎はどちらも洋室にしたので、机と椅子を結婚以来初めて自分たちの好みで選んで買ったが、桜の机には愛着があって処分せずに持って来ていた。
引っ越しの時、夫はいつも何の役にもたたず、邪魔になるばかりなのだが、猫のても借りたい忙しさなのでゴミ焼きを頼んだ。ゴミ焼きぐらいならできるだろうし、家の中をうろうろされるよりはよいと思ったのだ。
私は桜の机の引き出しの中に、不要の書類などを山のように入れ、二階のベランダから次々と庭にいた夫に渡した。
「全部焼くのか」
「全部焼いてください」
「本当に全部焼いても良いのか。」
「全部焼いてください。」
すると夫は、引き出しの中の書類だけでなく、引き出しごと全部焼いてしまった。
译文
//樱花木抽屉//
结婚时,学生时代的同人杂志好友送给我一张樱花木桌子。那是一张不对称设计的坐式写字桌,有一个大抽屉,其中一面附带三个小的抽屉。
由于长期在公寓生活,丈夫和我共用这一张写字桌。丈夫去公司上班的时间里,我趁着家务的空当来这里坐坐,丈夫回来以后就把桌子让给他。
抽屉里有便笺信封、钢笔、铅笔、圆珠笔、橡皮等文具,除此之外,印章,家庭记账本、收据、购物便条、算盘·····也收在里面。
本以为已经按自己的方式整理好了,但抽屉很快又变得乱七八糟,搞不清楚东西放在哪儿。
每次搬家,这张桌子都跟着辗转一间间公寓,尽管外漆剥落得七七八八,但是极为结实。七年前,我们在井头公园旁建了自己的房子,因为几间书房我们都决定采用西洋风格,所以结婚以来第一次可以按照自己的喜好选购桌椅。但是,我对樱花木的桌子有了感情,没有处理掉,也一起搬过来了。
搬家的时候,丈夫跟平常一样帮不上一点忙,只是碍眼,可我实在忙不过来,就交代他把垃圾烧掉。我想,烧垃圾这点儿事还是能做到的吧,总比在家闲晃着好。
我将没用的文件材料小山似的堆在樱花木桌上的抽屉里,从二楼的阳台一个一个递给院子里的丈夫。
“全部烧掉?”
“全部烧掉。”
“真的全部烧掉?”
“全部烧掉。”
于是,抽屉中的文件,连同抽屉一起,全部被丈夫烧掉了。
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